スズキ ハスラー 専門家レビュー・評価一覧

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スズキ ハスラー 新型・現行モデル
6 件中 1~6件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    5
    積載性
    4
    燃費
    5
    価格
    5

    2024年のMCでさらにヒットしそうな予感

    2024.9.25

    年式
    2024年5月〜モデル
    総評
    スライドドアを採用する軽ハイトワゴンが主流となりつつある現在でも、ハスラーは幅広い層から人気を集めている。丸目の親しみやすいスタイルや実用性の高さがハスラーの大きな魅力で、デビューから5年を迎えても古びた印象を与えない。2024年のマイナーチェンジでは新グレードとして「タフワイルド」を設定し、エクステリアをブラック、インテリアをカーキのアクセントでコーディネート。“タフでワイルド”な仕様が大人気となっている。
    満足している点
    スライドドア付きの軽スーパーハイトワゴンは不要と考えている人にとっては魅力的な選択肢。大人4人がしっかりと乗れる広さがあり、荷物の量に応じて後席のアレンジも可能だ。経済性にもすぐれ、180mmのロードクリアランスで悪路や積雪路における走破能力もハイレベル。パーソナルユースとしての普段使いにはちょうどいいモデルである。
    不満な点
    NAエンジン搭載車にもパドルシフトやパワーモードがあってもいい。それとステアリングのギヤ比をもう少しクイックにして、より一体感のある走りを楽しめるようにしたい。
    デザイン
    タフワイルドは標準仕様と異なり、エクステリアは細部を複数のブラックを用いてコーディネート。メッキバンパーガーニッシュを装着して引き締まったスタイリングを特徴としている。インテリアについてもマットカーキのインパネガーニッシュを採用し、シートにもカーキのダブルステッチが採用されている。欲を言えば、ステアリングやセレクターにもカーキのステッチが欲しかった。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    5
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    5

    スズキらしいギア感を全面に打ち出した軽

    2024.5.28

    年式
    2020年1月〜モデル
    総評
    同社の軽自動車「ワゴンR」の利便性と、「ジムニー」をイメージさせる4WD性能を掛け合わせ、さらにわかりやすいアイコン的なデザインが評価され好調なセールスを記録している。現行の2代目は初代の利便性や走行性能を正常進化させ、軽SUVとしての存在感を一回りも二回りも大きくした。こうしたキャラクターだからオーナーは男女を問わない。
    満足している点
    初代からの「遊べる軽」のコンセプトをそのままに、2代目は次の5つの領域で性能を拡大した。(1)デザイン(2)パッケージング・ユーティリティ(3)安全性能(4)基本性能・走行性能(5)ナビゲーションシステム。筆者の注目は(3)安全性能と(4)走行性能の向上だ。運転支援技術の精度が上がり、同時に走行性能にもゆとりが生まれた。
    不満な点
    ボディサイズなど制約が多い軽自動車ならではの不満がある。これだけよく走り、使い勝手が良くなると、あと10cm、車幅が広くなってほしいと願う。ハスラー同様のコンセプトである登録車の「クロスビー」があるからいいじゃないか、という声はごもっともだが、やはり軽自動車の安全性向上の意味からも、車幅のみ軽規格の大型化を望みたい。
    デザイン
    タフギア感を全面に打ち出しつつ、初代から継続する2トーンボディカラーの配色部位を2代目では変更し、同時にBピラーをボディと同色にすることで、角張らせたドア形状をことさら強調した。タフなイメージをグッと強めて、ちゃんと使える道具感が増している。Aピラーが立っていることから運転席からの死角が少なく、実用性も考慮されている。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    3

    上質感と先進技術を手に入れた遊べる軽

    2023.11.27

    年式
    2020年1月〜モデル
    総評
    市街地だけでなくアウトドアフィールドなどのレジャーでも使いたい人にとって、ジムニーほどの悪路走破性までいかなくても良いけど、ワゴンRではちょっと物足りない、でも市街地での快適性や長距離走行の安定性が欲しい、というワガママな願いをちょうどいいバランスで叶えてくれる1台。デザインやカラーで自分らしさを出せる、豊富なバリエーションやアフターパーツが用意されているところも含めて、「遊べる軽」の決定版と言えます。とくにターボモデルは、家族のファーストカーとしても満足度が高いと思います。
    満足している点
    ヒンジドアモデルでありながら、室内にはパーソナルテーブルやサンシェードといった、スーパーハイトワゴンと遜色のない快適・便利装備が満載。収納もたっぷりそろっており、スズキの軽ではお約束の助手席シートアンダーボックスは、取り外しても使えてとっても便利です。加えて、ラゲッジには防汚タイプのラゲッジアンダーボックスまで備わっているので、遊んで汚れた衣類やギアを分けて収納でき、子育て中のファミリーにもありがたい使いやすさです。
    不満な点
    個人的には不満なポイントとは思っていませんが、好みによっては外観が初代よりもちょっと大人っぽくなり、人懐っこいフレンドリーさがややスポイルされてしまったところが気になるかもしれません。また、インパネの個性的なデザインも魅力的ではあるのですが、人によってはデザイン優先でグローブボックスが小さいなど、使いにくさを感じるかもしれません。
    デザイン
    初代の持ち味であった人懐っこいフレンドリーさ、ポップでアクティブなデザインを継承しつつ、ちょっと大人っぽく上質感を手に入れたのが現行モデルのデザインです。見た目からも室内が広くなったことがわかるルーフラインで、ボクシーなフォルムが強くなったと感じます。カラーバリエーションも大人っぽい色味が増えて、雪山やアウトドアフィールドだけでなく、市街地でも浮かない落ち着いた雰囲気で乗れるようになっています。それだけに、若い世代だけでなく幅広い年代に馴染みやすいデザインです。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    3
    燃費
    4
    価格
    4

    毎日が楽しくなる軽ワゴン

    2023.5.22

    年式
    2020年1月〜モデル
    総評
    ハスラーの素晴らしいところは、実用的な空間や使い勝手とともに、スタイルにハイレベルな遊び心があること。どうせ買うなら、毎日が楽しくなりそうなクルマを選びたいという人に最適だし、そういった人が多いから販売台数も多いのでしょう。実用性でいえば「ワゴンR」でもいいですが、ハスラーのほうが楽しそうですよね。
    満足している点
    ワゴンRと同等の、高い実用性。後席は広いし、乗り降りだってしやすいです。そのうえで、遊び心のあるキャラクター。クルマがあることで楽しい毎日を送りたいという人にぜひオススメします。
    不満な点
    今どきの軽自動車のトレンドでいえば、スライドドアでないことを気にする人がいるかもしれませんね。でもそういう人には「スペーシアギア」があるわけで、ワゴンRは「スライドドアはいらない」という人に向けたクルマといえそうです。
    デザイン
    遊び心を持ったワゴン派生クロスオーバーSUVとしてよくまとまっていると思います。なによりのハスラーらしさは丸型ヘッドランプを組み合わせたコミカルなデザインですが、初代からそれがしっかり継承されているのはうれしいですね。2020年にデビューしたモデルは、初代に比べて側面(ドアの上のほうなど)が立てられて垂直に近づきました。その狙いは居住スペースを広げるためですが、キャビンが箱に近づいたことで抑揚がなくなってしまったのはちょっと残念な気がします。あくまで個人的な好き嫌いの話ですが。

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  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    5

    遊び心満載のデザインだが各部の造りこみはしっかり

    2022.7.20

    年式
    2020年1月〜モデル
    総評
    ぱっと見の印象はデザイン度が高いという感じで、そこから利便性や各種性能は犠牲となっているのかな…というイメージを持ってしまう人もいるかもしれないが、実際に細かく見ていくとそんなことはない。むしろ利便性や燃費といった、実際に使うユーザーが気になる部分の性能をしっかりと高めている点に好感が持てる。これだけ個性を演出できるデザインを持ちながら、各種性能や利便性が高いモデルがリーズナブルな価格で購入できるのは素晴らしい。
    満足している点
    デザインの遊び心があって、個性的な仕上がりとなっているのに各種性能が高いのが利点と言える。走行性能もこの手の軽自動車としては高いと感じるし、利便性や燃費性能といった実際のユーザーが気になるポイントも満足度が高い。そういった各種性能に万人が不満ないよう仕上がっているにも関わらず、個性と遊び心があるデザインに仕上がっているのだから、デザインが気に入れば買いと言える軽自動車だ。
    不満な点
    正直言って気になるポイントはあまりない。強いて言えばロール感が気になるポイントではあるものの、この手の軽自動車としてはそれはさして大きな問題ではないと思う。また、乗り心地の面で細かな振動が気になると述べたが、軽自動車としてはそんなに大きくないと思うし、欲を言えばなレベルである。デザインを気に入ることが出来れば多くの人にオススメできると言える。
    デザイン
    軽自動車や5ナンバー以下のコンパクトカーのデザインを手がけたら、スズキは個性と遊び心を出すのが上手いなと感じる。ハスラーはそんな印象を受ける筆頭のクルマだ。基本的なデザインもそうだが、2トーンカラーの色の使い分けもありがちな形ではなく、個性があふれながらも全体的なイメージにマッチしていて、クルマのコンセプトにピッタリといった印象。また、インテリアデザインも独創的な雰囲気に仕上がっていて、個性や遊び心が欲しい人はぜひ実物を見てほしい1台だ。

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  • 伊藤 梓
    伊藤 梓(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    5
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    「かわいい」だけじゃない

    2021.3.3

    年式
    2020年1月〜モデル
    総評
    まずは、このかわいらしいデザインが好きになって購入する人が多いと思う。しかし、実際に所有してみると、おそらく「かわいいだけじゃない!」と感じるシーンがたくさんあり、一台で何度も美味しいクルマになっていると思う。安心感のあるドライブフィールや、どんなところに連れて行っても多様に変化する使い勝手など、生活を共にしているとよりその良さを実感するモデルになるはずだ。
    満足している点
    デザインが可愛らしいだけではなく、様々な遊びができるように作られているところが高ポイント。車内が汚れにくい加工がされていて、汚してもすぐ拭けるようになっていたり、趣味に合わせたアクセサリーもたくさん用意されている。自分らしく自由にクルマをカスタマイズできるので、特にアウトドアなどの趣味がある方にはぴったりのモデルだと思う。
    不満な点
    ハスラーは、平均的に良いクルマなので、気になる点はほぼ見つからない。ただ、デザインはかわいらしいとは思うものの、軽自動車でもジムニーなどの本格派SUVのデザインがトレンドになっている今、「かわいい路線のSUVは、これからトレンドから外れていくのかも?」と感じる。
    デザイン
    とにかく、「かわいい」。クリっとした丸目のヘッドライトや、アウトドアを想起させるコンパクトながらがっちりした四角いボディ。Cピラーにかけて色が変化する2トーンカラーの設定など、とにかくデザインは秀逸!インテリアもボディカラーに合わせたアクセントカラーが効いており、運転席に座るだけでわくわくしてくるモデルだ。

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